八百長のこと。打てば(頼めば)すぐ効く(勝てる)ということから。元来この隠語は確実に賭博に勝つように便宜を図る目的で賭けの対象となる競技等の結果を八百長で操作することを指していた。
【ち】の一覧
ちりをきる(塵を切る)
ちりをきる(塵を切る)塵手水(ちりちょうず)の略。野外相撲が盛んだった時代、水がないので、雑草(塵草)をちぎって手を清めたことからッちりをきる、といわれた。土俵に上がってから取組に入るまでの作法の一つで、腕を左右に開き、 …
ちょんまげ(ちょん髭)
力士の髪曲の総称。主に幕下以下の力士が結う髪曲のこと。関取以上でも、ふだんはちょん髭を結っている。
ちゃんすけ
旅館などで出すチップのこと。
ちゃんこ
力士独特のちゃんこ鍋から転じて、力士が作る料理の総称。「ちゃんこ番」とは、各部屋の料理当番のこと。
ちからみず(力水)
東西の花道に面した赤房と白房の土俵下にある水桶に入った水のこと。うがいをしたり、身を清めるために使うことから「化粧水」、「清めの水」ともいう。
ちからがみ(力紙)
土俵脇の水桶の上に備えてある半紙。力士が汗を拭いたり、身を清めるために使う。「化粧紙」ともいう。