ばんづけ(番付)

力士、年寄、行司、呼出しなどの名前を階級別に示した一覧表。原則として初日の13日前に発表される。大きさは57センチ×43.5センチの和紙。

はりだし(張出)

番付の欄外に四股名が張り出されて載ること。同地位でも欄外力士の方が次位になる。張出横綱、張出大関など。現在の番付では作らない方針。

ばりき(馬力)

酒のこと。酒を飲むことを「馬力をかける」という。

はねだいこ(ハネ太鼓)

その日の取組が終了したことを告げ、翌日の興行を告知するために打たれる太鼓。呼出しが櫓に登って打つ。一日興行や千秋楽には打たない。

はなみち(花道)

支度部屋と土俵を結ぶ通路。力士は向正面側の東西花道から登場する。

はなずもう(花相撲)

引退相撲、福祉相撲、巡業相撲など、勝敗が番付に反映されない興行のこと。初っ切りや相撲甚句など本場所では見られない出し物が披露され、ファンを楽しませる。

はっけよい

取組中、動きの止まった両力士に対して、行司が掛けるかけ声の一つ。逆に動きがあるときは、「残った」の声を掛ける。